ブラック企業での体験談 〜過労死レベルの残業と支払われない残業代〜
こんにちは、piroです∧( 'Θ' )∧
今日は、私が以前勤めていたブラック企業について書こうと思います。
まず先にどの点がブラックだったかをまとめると
・残業時間が半端じゃ無い
・残業代が残業した分でない
・雇用調整助成金を不正受給していた
・有給を勝手に消化された
・タイムカード改ざん
などがあげられます。
実は入社の前から、ブラックという噂は若干耳にしたことはありました。
しかし内定が決まった後だったのと、初めての就職先だったので、
あまり深く気に留めていませんでした。
その後入社し、ブラックという噂とは逆で、みんな優しくて親切な人ばかりでした。
その当時の私は
なんだ、ホワイト企業じゃん〜
そう思っていました。その時はだいたい1時間程度残業していました。
こんなことになるとは知らずに。。
入社してしばらくすると、私は別の部署に移ることになり、
その移動が地獄の始まりでした。。
その日から私はデスクワークになり,
そして、残業時間も前とは比べ物にならない程増えていきました。
一番辛かった時期ですと
1ヶ月で約90時間の残業をしていました。
同じ部署の人は皆疲れ切っていて、お昼休憩になると何人も自分の机に突っ伏して
寝ている光景がよくありました。
これだけの残業だと家に帰る時間も遅く、自分の時間はまるでなくて
帰ってシャワーを浴びて寝る。これの繰り返しでした。
不健康な生活だったので、その時の顔色は真っ白でした。
この時の残業代は3万8千円。
別の部署は月30時間程度の残業でしたが、聞いたところ
残業代は私と同じ額でした。
何時間残業しようと、45時間分の残業代しか支払われていなかったのです。深夜割増などももちろんありません。
ああ、ここはブラック企業なんだ。。
と勘付きました。
それを知るまでは、残業は多いもののブラックだとは思っていませんでしたが、
もう知ってしまったのです。
それからは精神的にもきつく、何の為に働いているのかわからなくなりました。
毎日深夜遅くまで会社に残る日々。
仕事中涙がでてくるようになりました。
よくよく考えると、タイムカードもなく、会社をお休みしても
給料明細には勤務時間も、欠勤日数も記載はなく、残業時間は45H超 とだけ記載してありました。
出社の時間も退社の時間も、会社は誰も管理していなかったのです。
あまりにも限界だったので、中には倒れる人もいて、上司・社長に泣いて訴えかけたこともありましたが状況は何も変わりませんでした。
その後時は流れ、コロナの影響もあり、会社は雇用調整助成金を受給しているようでした。本来ならば、助成金を受給しているならば休業しなければならないのですが、
休業したのは最初の1ヶ月だけで、その後は社員を出勤させていました。
やはりどこまでもブラック企業ですね。
毎日出勤しているのにも関わらず、タイムカードを押して良い日は週に一度。
帰りも残業していましたが、定時に勝手に切られました。
なので残業代はゼロで、当時のお給料は約11万円。これでも正社員です。
その時は毎日1時間程度の残業はしていましたが、完全にサビ残です。
それと同時期に有給も勝手に消化したことにされました。
社長や役員の顔を見るたび、とてつもない憎しみが込み上げてきました。
社長は社員にも優しく面白い人で、地域にも寄付したりと様々貢献をしているようでした。
ですがその裏で会社の実態はこのようなものでした。
良い人に見えてもとんでもないですね。
それからの仕事は、ゆるーくだるーく。
その程度の対価しか貰えないので、その程度の仕事しかこなさないようにしました。
その後私は退職しました。
以上が私のブラック企業の体験です。
細かく言えばまだたくさんあるのですが。。また別の記事で書けたらなと思います。
利益にばかりに目がいって、仕事をこなせる人数と仕事の受注のバランスがとにかく合っていない会社でした。
我ながらよくここまで耐えたと思います。
おそらく未払いの残業代は、ざっと100万以上あることでしょう。
結論をいいますと、ブラック企業は自分が壊れてしまいますので、一刻も早く退職することを強くオススメします。
以上、ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。